夏には「外は暑いのに、建物の中は、エアコンで冷えて乾燥している」など、温度差などによって体調を崩し、かぜをひくことがあります。
通常のかぜなら、かかっても、1週間以内で治るものです。ところが、かぜと思っても、なかなか症状がとれず、受診したところ実際はかぜではなかった、ということがあります。
次のような場合には、かぜとは違う別の病気にかかっていることも考えられますから、ご相談ください。

せきが1週間以上続く
かぜによるせきは、通常、1週間以内に治ります。
せきが1週間以上続く場合は、かぜ以外の病気でせきが起こっている可能性があります。

かぜ薬をのんでも効かない
かぜ薬をのんでも微熱が下がらなかったり、せきが続くばかりか、息苦しくなるような場合には、ほかの病気が疑われます。
症状が似ていて、かぜと間違えやすい病気のなかで、夏に起こりやすいのは、「非定型肺炎、せきぜんそく、夏型過敏性肺炎」などです。

非定型肺炎
マイコプラズマが原因で空せきが続く。

せきぜんそく
かぜがきっかけで、いがらっぽいせきが続く。

夏型過敏性肺炎
家の中のカビが原因でせきや息切れが起こる。



正しい診断を受けるためには、「どんなせきが、どんなときに出るか」「いつごろから、せきが出るか」など、医師に詳しい症状を伝えることが重要です。
特に、カビが原因で起こる夏型過敏性肺炎は、まだあまり知られていない病気で、見過ごされて、適切な治療が受けられないケースも少なくないと考えられます。
かぜのような症状が続いて、なかなか診断がつかない場合などは、ご相談ください。

 

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