肌寒さの訪れとともにインンフルエンザが心配される季節になってきました。 インフルエンザは、通常の風邪(普通感冒)と異なり、重症化しやすく、肺炎の原因となることもある病気です。特にお年寄りや慢性の病気のある方では、時に死に至ることもあるため、気を付けなければなりません。
 

  インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こる急性の感染症です。インフルエンザは伝染力が強く、毎冬のように流行して大勢の人がかかります。 38度以上の高熱で突然発症し、同時に悪寒、頭痛、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛などの症状を伴い、数日間寝込むような状態が続きます。その後、咳や痰、のどの痛みなどが現れて1週間以内に回復します。通常の風邪(普通感冒) と比べて高熱が出て重症になることが特徴で、肺炎を起こしたり、脳症、心筋炎などを合併し生命に危険が及ぶこともあります。65歳以上の高齢者、乳幼児、妊婦、呼吸器や循環器に慢性疾患を持つ方、糖尿病や腎臓疾患の方、免疫低下状態の方は、インフルエンザに感染すると重症化しやすく、ハイリスク(高危険)群と呼ばれています。
インフルエンザワクチンの効果〜高齢者の場合〜

インフルエンザの予防にはインフルエンザワクチンが最も確実で有効です。うがい、手洗い、人ごみや寒気を避けるなどの方法では、十分に予防できません。特にハイリスク群の方にはワクチン接種をお勧めします。

インフルエンザワクチンは発育鶏卵の中でウイルスそのものを培養した後に薬品で処理し不活化して作られます。ですから、ワクチンによってインフルエンザに感染する危険はありませんが、体内で 抗体という防御因子が作られます。この抗体が侵入してきたインフルエンザウイルスを攻撃し発症を防止します。インフルエンザウイルスには様々な型があり、毎年変化しながら流行します。現在の流行予測の方法は確立されており、毎年製造されているワクチン株は流行株とよく合致しているので十分な有効性が期待できます。
今シーズンは以下の三つの型の混合ワクチンです。
A型株 A/ニューカレドニア/20/99 (H1N1) [Aソ連型]  
  A/ニューヨーク/55/204 (H3N2) [A香港型]  
B型株 B/上海/361/2002      

    Q.インフルエンザワクチンはどのくらい有効なのですか?     Q.ワクチンを接種したのにかぜをひきましたが、何故ですか?
         
    Q.ワクチンの接種は1回で大丈夫なのですか?     Q.ワクチンの副作用について教えて下さい?
         
    Q.ワクチンは毎年接種すべきですか?
  また、いつごろ接種すればよいのですか?
    Q.接種後は入浴や運動をしてよいのですか?
 
         
               

 

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